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特殊車両/包括申請の注意点

特殊車両通行許可申請では、いくつかの申請の種類があります。新規・更新・変更申請という区分けや、車両の台数や軸種ごとに類別されている普通申請・包括申請という区分けもあります。

 

普通申請と包括申請の違いは、大雑把に言えば車両一台での申請か、車両一台以上での申請かという違いですが、他にも包括申請をするためには一定の要件があったり、オンライン申請をするにあたり注意しなければならない点がいくつかあります。

 

私自身、はじめは包括申請について記載されている資料を目にしても、それだけではイマイチどのような申請なのか、どのように申請するのかよくわからずにいました。そこで、このページでは包括申請とはどのような申請なのか、また包括申請をする際の注意点は何かについてを、改めて書いています。

包括申請とは

そもそも包括申請とはどのような申請でしょうか。上でも述べましたが、複数の車両を一つの許可申請書で申請することを包括申請といいます。ただし、包括申請をするには以下の要件を満たす必要があります。

①車種が同じであること

②積載貨物が同じであること

③通行経路が同じであること

④通行期間が同じであること

以上の要件が揃って、はじめて包括申請をすることができます。

 

①の「車種が同じであること」ということについて、どういう事かといいますと、バン型車両ならバン型車両で、自動車運搬用なら自動車運搬用でまとめることによって包括申請をすることができるということです。ここでは、型式の違い等は問題にならず、とにかく車種が一致している必要があります。下の画像をご覧ください。

 

上の画面は申請者情報入力の画面ですが、画面の下の方に「申請車種」を選択する欄があります。その部分をクリックすると、上の画像のように申請車種一覧が出てくるので、この中から申請車両に該当する車種を選びます。

包括申請をするには、この上の画像の申請車種が全車両同一である必要があります。例えば包括申請をしようとしている車両の中に、バン型と自動車運搬用が混ざっているとすれば、包括申請をすることができず、バン型はバン型で一つの申請に、自動車運搬型はそれで一つの申請にまとめなければなりません。

 

一番多いミスは、車種選択で「一般セミトレーラ(その他)」を選び、異なる車種を一緒の申請としているケースなので、くれぐれも異なる車種を混在させないようにしましょう。

包括申請の注意点(同じ型式の車両が複数台ある場合)

複数台で包括申請をする際、同じ型式の車両が数台あることがありますが、そのような場合は車両諸元の入力をする際少し注意をする必要があります。

例として同じ型式のトレーラーが2台あるとしましょう。

  車名 型式 自重(t)

C軸重(t)

D軸重(t)
1台目 TAKAO ABD-CK7XBZ 6.90 3.10 3.50
2台目 TAKAO ABD-CK7XBZ 6.80 3.15 3.45

このように同じ型式でもそれぞれ車両によって若干寸法や重量が異なる場合があります。このような場合、自重、C軸重、D軸重それぞれ最も大きな数値を車両諸元表に入力する必要があります。

そこで、この2台のそれぞれの重量を比較し、数値が大きいものをピックアップします。

  車名 型式 自重(t) C軸重(t) D軸重(t)
1台目 TAKAO ABD-CK7XBZ 6.90 3.10 3.50
2台目 TAKAO ABD-CK7XAZ 6.80 3.15 3.45

上の表のように、まずは車検証でそれぞれの重量を比較し、その中でそれぞれの項目につき一番大きな数値(一番重量のあるもの)を車両諸元表に記入しなければなりません。

 

これを、もしも一番大きな数値を入れずに適当な数値を記入していたりすると、「車検証情報と照合」をしたときにエラーが出てしまい、結果的には修正しなければならないことになるので注意してください。下の画像は同じ型式のトレーラーが数台ある場合で、「自重」を一番重い車両の重量に合わせなかったときに、車検証情報と照合をして出たエラー画面です。

 

包括申請では一番条件の悪い車両で審査される

包括申請の場合は申請車両は複数台ありますが、その中でもっとも条件が悪い車両で審査を受けることになります。

 

上では同じ型式の車両が複数台ある場合は、それぞれの重量には一番大きな数値を記入するということを述べましたが、これは申請の段階になると、全申請車両からそれぞれの寸法でいちばん条件が悪い数値(一番重い数値・一番長い数値)がピックアップされ、ひとつの合成車両として申請することになります。ですので、一台ずつ普通申請をするよりも包括申請の方が厳しく審査されることになり、場合によっては本来問題なく通行出来た車両にも厳しい条件がついてしまう可能性もありますので、そこが包括申請で複数台を一括で申請するデメリットといえるでしょう。

 

おわりに

これまでも述べてきた通り、包括申請をするにはいくつかの要件を満たさなければならなかったり注意すべき箇所があるのは事実ですが、申請車両が複数台、特に十台以上などの大型申請になる場合は、要件を満たしているのであれば当然に包括申請のほうが勝手がよいです。

 

ただし、包括申請では車両諸元の記入などでミスが多くなってしまう傾向もありますので、しっかりと基本は抑えたうえでできるだけミスを少なく申請をできるようになれば良いと思います。

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明石隆生
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